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「AI-OCRって便利そうだけど、導入にはどのくらい費用がかかるの?」「製品が多すぎて、結局どれを選べばいいのかわからない…」
AI-OCRを検討する際、多くの担当者はこのような疑問を抱えます。業務効率化を実現する手段として注目されるAI-OCRですが、導入コストや料金体系が複雑に見えるため、比較が難しいと感じる方も少なくありません。
この記事では、AI-OCRの価格相場や費用に影響する要素を整理しながら、費用対効果(ROI)の考え方や注目しておきたいポイントなどを解説します。さらに、代表的なAI-OCR製品を7つピックアップし、それぞれの特徴を紹介します。
AI-OCRの価格や選び方が気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。

気になるAI-OCRの価格相場ですが、製品によって料金形態は大きく異なるため、画一的に相場を示せるものではありません。
ただし、SaaSのようなクラウド型の製品は安価、自社で保有・構築するオンプレミス型の製品は高価な傾向にあります。
クラウド型の製品は初期費用が不要なケースも多く、月額料金の相場は3万円程度です。またオンプレミス型の場合は数十万円以上、場合によっては100万円程度の初期費用がかかるケースもあります。月額利用料の相場は30万円程度です。
同じAI-OCRでも「従量課金制」「定額制」「初期費用」「一部BPO」など提供形態によって大きく費用感が異なるため、自社の業務や予算に応じて最適なタイプを見極めましょう。
AI-OCRシステムの料金体系や価格は製品によって変わりますが、一般的に、AI-OCRシステムの価格に影響を与える要素には次のようなものがあります。
導入費用(初期設定、環境構築)
月額利用料(従量課金含む)
保守・サポート費用
追加ライセンス/ID数
カスタマイズ・連携開発費用
AI-OCRは他のシステムと比べ、料金体系が複雑で多様な傾向があります。例えば「従量課金制」と書かれていた場合でも「最初から従量課金」といったケースだけでなく「月額固定から超過分のみ、従量課金」というケースもあります。
ほかにも「ID追加ごと」「サポートのたびに」など費用の発生タイミングがさまざまなため、見積もりの際には「どのタイミングで、どの費用が発生するか」を明確にし、不要なコストが発生しないよう確認しましょう。
費用構造を事前に理解しておくことで、自社で考えているOCRを活用した業務と合致する料金体系のサービスを選べます。
本セクションで解説した「価格に影響を与える要素」を踏まえて、PATPOSTの具体的な料金プランを確認しませんか?PATPOSTは、月額6,400円からご利用できるAI-OCRサービスです。事業規模や活用シーンに合わせてカスタマイズプランもご提案いたします。まずはどのプランが最適か、利用ボリューム別の目安と主要機能の対応表を以下よりご確認ください。
【料金と機能を見る】料金表と機能対応表をパッと確認~月間処理枚数・ID数・API連携・運用サポートの可否を一覧で比較~ ↗️

AI-OCRを選ぶ際には、価格比較の前に整理しておきたいポイントがあります。どのような点に注目すべきか、以下で解説します。
AI-OCRを導入する際には、まず自社の業務要件と機能要件を整理することが欠かせません。製品ごとに対応できる帳票種別や認識機能、システム連携の可否などが異なるため、単に価格だけを比較しても、要件に合わなければ導入効果は限定的です。
製品を検討する前に「現状把握(As-Is)」と「何を実現したいか(Why)」を整理し、そのあとで自社にあった製品を定義しましょう。
整理すべき観点としては、次のようなものが挙げられます。
<As-Is(現状)>
どのような課題を感じているか(入力ミス、作業遅延、紙の保管スペースなど)
処理する書類の種類はどんなものか?(フォーマットの多様さ、手書き文字の有無など)
書類の枚数は月どのくらいか
誰が処理をしているか
現行の業務フローの作業時間は各どのくらいか
<Why(なぜ実現したいか)>
入力工数を削減したい
業務遅延をなくしたい
属人化を防ぎたい
電子帳簿保存法に対応したい
書類を一元管理したい など
<どのような製品がよいか>
OCRの読み取り精度が高い
既存システムと連携できる
CSVデータの加工がしやすい
文書管理機能がある
自動仕分け機能がある
従量課金/月額固定
クラウド/オンプレミス など
ほかにも、AIによる項目抽出やダブルチェック機能など、機能は製品ごとに差があります。業務の全体像と課題を整理し、的確な商品選定を行いましょう。
また、OCRはクラウド型とオンプレミス型の2種類に分類でき、その違いによっても自社の要件に合致するかが左右されます。クラウド型とオンプレミス型のそれぞれの特徴やデメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
【関連記事】クラウド型 OCR とは?オンプレミス型との違いを踏まえた選定のヒント ↗️
新しいシステムや製品を導入する際には、初期費用や運用コストに見合う効果が得られるかを数値で示すことが重要です。
AI-OCRも例外ではありません。導入することでどれだけのコスト削減が見込めるか、どれだけの効果がでるかを可視化することで投資判断の根拠が明確になるため、経営陣や現場を説得できるようにもなるでしょう。
とはいえ、現状のコストが算出できていない状態でいきなり費用対効果を算出するのは困難です。まずは前段階として、現行の工数などのコスト構造を正確に把握し、導入によって削減できるコストを洗い出しましょう。
AI-OCRの場合「現状のコスト」に該当するものとしては、次のようなものが考えられます。
人件費(時間単価×工数)
外注費用
ミス修正コスト(ミスの回数×手直しの平均時間)
保管・紙処理コスト(受領→ファイリング→保管にかかる時間)
例えば、経理担当者が請求書を1枚あたり平均5分かけて入力する場合、月2,000枚で166時間。時間単価3,000円なら約50万円/月のコストになります。また繁忙期などで、残業代が上乗せされるケースもあるでしょう。
一方で、AI-OCRを利用する際に考えられる「導入後コスト」は次のようなものです。
初期費用・月額費用・従量課金などの利用料金
確認や例外処理にかかる人件費
メンテナンス・運用費用
教育コスト
OCRの読み取り精度は完璧でないため、導入後も人がチェック・補正する必要があります。またマスタデータの整備、フォーマット追加時の設定といったメンテナンスコストもかかるでしょう。
次に、コストの削減効果の算出です。計算式は下記のとおりです。
削減効果 =(現状コスト − 導入後コスト)
また、回収期間についても把握しておくと、費用対効果を判断しやすいでしょう。
回収期間 =(初期費用 ÷ 年間コスト削減額)
このように、具体的な数値に基づいて費用対効果を検討することで、導入の判断を進めやすくなります。
さらに、AI-OCRの導入効果には数値だけで表せるものだけでなく「定量化しにくいもの」もあります。決裁書の作成等をするときは、加味して組み込むと良いでしょう。以下はその一例です。
支払遅延による延滞金や取引先トラブルの回避
監査対応のしやすさ
単純作業からの解放、付加価値業務へのシフトといった従業員エンゲージメントの向上
定量化された費用対効果はもちろん、定性的な効果も視野に入れたうえで比較・検討すると、より自社にあった製品を選定できるでしょう。
AI-OCRの導入は、しばしばBPO(業務委託・アウトソーシング)と比較して検討されます。どちらも「請求書処理やデータ入力にかかる工数を削減する手段」であり、企業にとって代替関係にあるためです。
BPOは多くの場合初期費用が不要で、処理件数が少ない場合には導入のハードルが低い点がメリットです。ただし、単価は1枚あたり数十円〜数百円が相場で、処理件数が増えるとコストが大きく膨らみます。例えば1枚100円と仮定すると、100枚で1万円、1,000枚で10万円に達します。さらに、最低利用料金として月額数万円が設定されているサービスも少なくありません。
一方、AI-OCRは導入費用や人件費などのコストこそかかりますが、処理件数が多いほど1枚あたりのコストが低減する傾向にあります。大量処理を前提とする中堅企業以上では、BPOよりも割安になるケースが多いでしょう。
また、ベンダーによってはBPOサービスとAI-OCR製品、どちらも提供しているケースもあります。
AI-OCR搭載の文書管理サービス「PATPOST」では、システムの提供だけでなく、スキャン代行サービスも用意されており、更にスキャン代行サービスのオプションとしてデータ補正、書類の溶解にも対応しています。
【関連資料】ペーパーレス化をサポート!PATPOSTスキャン代行サービス ↗️
それぞれの特性を理解し、自社の処理量とコスト構造に合わせて検討しましょう。

今回は、広く活用されている代表的なAI-OCRの製品を7つ紹介します。
製品 | 価格 | 備考 |
|---|---|---|
PATPOST | 法人プラン:月額6,400円(税抜)/社 | ・基本料金で5IDまで利用可能 |
DEEP READ | クラウド型: 初期費用0円、月額50,000円〜 | ・読み取り項目数によって料金が決まる |
SmartRead | スモールプラン: 年額36万円(月額3万円相当) | ・年額超過分は従量課金:一項目1~2円、全文読み取り15〜35円、自動仕分1円 |
DX Suite | DX Suite Lite: 初期費用0円、月額30,000円(無料枠18,000円分) | ・無料枠超過分は従量課金:一範囲文字あり1~3円、項目抽出・全文読み取り10〜30円 |
スマートOCR | SDクラウドサービス: 初期費用10万円〜、月額30,000円〜 | ・基本料金でSDクラウドサービスは3ユーザ、その他5ユーザまで利用可能 |
CaptureBrain | Small:初期費用20万円、 月額30,000円 Medium: 初期費用20万円、月額10万円 Enterprise: 初期費用20万円、月額15万円 | ・処理枚数目安:Small約200〜300枚、Medium約900〜1,400枚、Enterprise約3,000〜4,500枚 |
eas | SaaSコース | ・BPOとSaaSの併用可能(価格は要問い合わせ) |
PATPOSTは、オリックス株式会社が提供するAI-OCR搭載の文書管理サービスです。月額6,400円〜*1と、低価格で導入できるのが特長です。
さまざまな形式の文書をデータ化したうえで「保管・検索・共有」でき、非定型帳票や手書き文字にも対応しています。
また文書内の指定した項目を生成AIが抽出する「指定項目抽出AI」を使えば、複数の書類から情報を抽出してまとめ、CSVとして出力することも可能です。さらに、表記揺れの統一が可能なため、後続システムへインポートするデータ成型が省力化されやすい点も魅力と言えるでしょう。
さらにキャビネット共有*2 機能を利用すれば、取引先や他部門とのデータ共有もシームレスに行うことができます。電子帳簿保存法にも対応*3 しており、法令要件を満たした運用にAI-OCRを活用したい企業にもおすすめです。
PATPOSTが実際のビジネス現場でどのように効率化されているか、以下のページから具体的な事例でご確認いただけます。様々な業界の企業様がPATPOSTを導入し、コスト削減や生産性向上を実現したストーリーを多数ご紹介していますので、導入後検討の材料としてご確認ください。
【導入事例】PATPOSTの導入効果を、企業の成功事例でパッと確認~「請求書処理の効率化」「ペーパーレス化の推進」など、貴社のお悩みに近い事例を業界・業種別にご覧いただけます~ ↗️
*1法人プランの場合。初年度の1カ月の無料期間経過後は11カ月分のご請求が発生します。 無料期間は、同一アカウントでのお申し込みの場合、初回のお申し込みのみ適用されます。2回目以降のお申し込みは初回より費用が発生いたします。基本料金で5ID利用可。6ID以降は1IDあたり月額1,280円(税抜)となります 。契約期間は1年となります。初年度の解約無料期間を除く契約期間中の解約は不可となります。初年度(解約後に再契約した場合の初年度を除きます。)は無料期間終了日の翌日に11カ月分のご請求が発生します。契約終了日の30日前までに通知がない場合、契約が自動更新されます(12カ月)
*2 取引先がPATPOSTを利用しているか、取引先に自社で契約したIDを付与する必要があります。なお、共有先企業にIDを付与するために自社の契約ID数を増やす場合は、別途1IDあたり年額15,360円(税抜)の負担が生じます
*3電帳法にかかる電子取引データ保存の場合は、別途、訂正・削除防止に関する事務処理規程の制定・遵守が必要となります。DEEP READは、株式会社EduLabが提供するオンプレミス型のAI-OCRシステムです。非定型帳票から、読み取り対象項目をキーワード設定するだけで自動的にデータを抽出できます。
さらに特徴的なのが、文字認識処理後に「確信度」を表示できる点です。どの程度の精度で読み取れているかを判断できるため「確信度が高ければ確認をスキップする」といった運用もできます。
読取項目数によって料金が決まるスタイルで、2週間の無料トライアルが用意されています。
ソフトウェアライセンス型であるため高額なGPUサーバーの導入は不要で、自社のサーバーやプライベートクラウド上で利用できる点も、メリットといえるでしょう。
SmartReadは、株式会社Cogent Labsが提供するAI-OCRシステムです。安全性の高い国内サーバーを使用しており、クラウド型・オンプレミス型どちらにも対応可能です。
料金は年間36万円からで、利用量の制限は年単位で設定されています(利用料の超過分は追加料金の調整が必要)。1カ月単位での制限はないため、月によって扱う書類数が変動する場合でも利用しやすいでしょう。
APIやRPAに対応しており、他のシステムと連携しやすい点もメリットです。
DX Suiteは、AI inside株式会社が提供するAI-OCRシステムです。DX Suite Lite(ライトプラン)は、月額3万円から利用できます(超過分は従量課金)。
生成AIを搭載しており、定型・非定型の書類フォーマットの読み取りに対応できるほか、表記揺れの統一も可能です。
API連携も可能なため、自社サービスやシステムへの組み込みもできます。
スマートOCRは、株式会社インフォディオが提供するAI-OCRシステムです。AIによるディープラーニングを活用した製品で、手書き文字や非定型帳票にも対応できます。
写真撮影した書類のゆがみやたわみをプロジェクションマッピング技術で補正できるため、ノイズがある画像でも文字列を抽出してテキストデータ化可能。さらに、フォーマットの異なる請求書から共通のデータ抽出テンプレートを作成し、項目を抽出することもできます。
クラウド型だけでなく、オンプレミス型にも対応した製品で、クラウド型の場合は10万円、オンプレミス型の場合は100万円程度の初期費用がかかります。月額費用はユーザー数と読み込み枚数によって決まり、クラウド型の場合は3万円から、オンプレミス型の場合は34万円から利用可能です。
CaptureBrainは、キヤノンマーケティングジャパン株式会社が提供するAI-OCRシステムです。スモールプランは月額3万円から利用でき、処理枚数の目安は200〜300枚です。
手書きを含むさまざまな帳票に対応可能な製品で、独自の画像補正技術で歪み・斜行補正、ノイズ除去、コントラスト補正ができます。さらに、AIによる帳票の仕分けや、複合機によるファックス受信からOCRまでの自動化、在宅でのリモートベリファイも可能です。
easは、株式会社うるるBPOが提供するAI-OCRシステムです。AI-OCRを利用できるだけでなく、BPOを併用できるプランがあるのも特徴です。
セキュリティー体制を整えており、厳格なコンプライアンス要件に対応したAWSを利用しているほか、オペレーターによる作業は画面分割により対応し、情報の紐付けができないよう進められています。
初期費用と月額費用に加えて、規定を超えた分は従量課金で費用がかかる料金体系です。例えばSaaSコースの場合、初期費用20万円、月額料金5万円〜、従量課金料金1項目0.2円〜で利用できます。
AI-OCRの価格は、提供の形態や機能によって大きく異なります。導入の検討時には初期費用・月額利用料・サポート・追加ライセンスなど、費用に影響する要素を正しく把握しておきましょう。
また、比較検討の前には「自社の要件」を整理したうえで、費用対効果(ROI)を算出することも大切です。
「PATPOST」は月額6,400円〜*4と低コストで導入できる、AI-OCR搭載の文書管理サービスです。オリックス社とお取引している企業様からのお声を元に、シンプルで低価格な提供を実現しました。文書の読み取りだけでなく、検索・要約・分析も行えます。
コストを抑えてAI-OCRを利用したい方は、ぜひ一度お問い合わせください。
*4 法人プランの場合。初年度の1カ月の無料期間経過後は11カ月分のご請求が発生します。 無料期間は、同一アカウントでのお申し込みの場合、初回のお申し込みのみ適用されます。2回目以降のお申し込みは初回より費用が発生いたします。基本料金で5ID利用可。6ID以降は1IDあたり月額1,280円(税抜)となります 。契約期間は1年となります。初年度の解約無料期間を除く契約期間中の解約は不可となります。初年度(解約後に再契約した場合の初年度を除きます。)は無料期間終了日の翌日に11カ月分のご請求が発生します。契約終了日の30日前までに通知がない場合、契約が自動更新されます(12カ月)サービスの概要・料金についてや文書管理に関するお悩みなどお気軽にお問い合わせください。